本当の自分を知る [想念観察]
一度、お試しください。
今から1分間だけ、あなたの手をマウス・キーボート・スマホから放して、ひざの上に置きます。
そして、静かに目を閉じて何も考えずにリラックスしましょう。
ただ、目を閉じるだけでいいです、1分間だけです。
………。
Photo credit:vision / alicepopkorn
どうです? なにか聞こえてきませんか?
よーく耳を澄ましてください。
頭の中の声です。
「ひとり言」を言っている自分の声です。
声: 「何を言っているんだ?」 「何も聞こえないじゃないか」 「ど~れ何か言ってるか?」とか
声: 「私は何をしてるんだ」 「んー?」 とか 「ふ~」、「あ~あ」 とか 「今日は疲れたー」 などなど。
聞こえてきませんか?
自分が言っているひとり言。
私はこの時、自分が言ってる「ひとり言」がうるさいくらい、沢山聞こえてきました。
これは私が2年前に知り合った方から教えていただいた、「想念観察」という自分を観察する方法です。
【実はこれ、本当の自分を知る第一歩なんです】
まだ、この想念観察を始めて2年足らずの私ですが、この方法で沢山の悩みから脱する事が出来ました。
そして、いろいろな体験もです。
本当に感謝です。
コツは何も考えず静かに目を閉じて、「ひとり言」が聞こえてきたら、心の目だけになって黙って、ただ見ている事。
要は、ひとり言を言っている「自分の声に気づいていれば良い」のです。
ただ、黙って見ているだけです。
ただし、その声に話しかけたり反論したり批判しないことです。ただ、黙って見ているだけです。
批判するという行為も「ひとり言」の声に変わりがないからです。
そしてその声に 「ありがとうございます」 と感謝して、さようならと言って流してしまうんです。
その時、川の流れをイメージして、その声も一緒に流れて去って行った、そんなイメージです。
なぜこんな事を言うのかと言うと、 この「ひとり言」を言っている自分は、「本当の自分ではない」からです。
「?」
自分が発しているから自分でしょう。
気持ちはわかります。
でも、もう少し観察してみましょう。
目を閉じて、視野を少し広くして、目だけ後ろに下がります。
心の視野です。
すーっと後ろに下がると、今まで「ひとり言を言っていた」あなたのうしろ姿が見えてきます。
あなたの背中、肩、後頭部です。
「自分には、ひとり言をする」声があって、さらにそれを聞き、観察している「本当の自分」がいる
と言う事がだんだんとわかってきます。
そのうち「本当の自分」の存在に気づいてきます。
これが先ほどお話した、客観的に第三者として自分を観るという「想念観察」です。
その心の声の正体は、本当の自分ではなく、ニセの自分「エゴ」と言います。
続きは次回に。
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「不安・恐怖」により、ついつい悩んでしまいエゴに左右されていた自分を「想念観察・感謝瞑想」によって不安・恐怖が存在できない「いま」に集中できる事を教えていただいた○○様、そして「FUJI日本」のグループ並びに、ご担当者様に深く感謝いたします。
想念観察を広めるグループ!FUJI日本