想念観察2 [想念観察]


前回は私がどのように感謝瞑想をしているのかを具体的にお話しました。
今回は想念観察についてもお話したいと思います。


Photo credit:Swami Parthasarathy What makes you spiritual is what's in your mind, what's in your thoughts / pictoquotes


基本的に想念観察も感謝瞑想も行なうプロセスは同じです。

ただ、前回説明した感謝瞑想は「ありがとうございます」と繰り返すことによってエゴ想念から解放され「今、この瞬間」に居れること。

それに対して、この想念観察と言うのは「流れてきたエゴの想念」を徹底して流ことにより、エゴ想念に呑み込まれず、本当の自分を知ることができる。

できる事なら想念観察に力を入れた方が私は良いと思います。


なぜなら、感謝瞑想は数々の不思議体験はできますが、自分の根本の魂である本当の自分(意識体)の成長(進化)を促進させるには想念観察しかないからです。

少しづつ行なうことによって、余計な雑念(曇りガラス)がとれ、今まで存在さえ気づかなかった守護霊、指導霊、ハイヤーセルフとの交信も出来るようになります。



私のやり方は、24時間(寝ている場合は別です)いつでも想念観察を意識しています。
最近ですよ、くせになったのは、最初はすぐ忘れてしまいエゴに呑まれてしまいました。


たとえば、仕事に失敗した場合
「なぜこうなったんだろう」
「あの時点でああすればよかった」
「なぜ気づかなかったかな」
「私はバカだ」
「がっくり…。」

以前はだいたい、こんなふうに進行していました。
これでは暗くなり、落ち込み、ストレス全開モードでエゴのペースにはまってしまいます。

人間の想念のパターンは決まっていて、反射と同じなんです。
ひとつの問題が発生した場合、内容こそ違っていても想念パターンは同じだと気づきます。

それは、エゴが創り出した想念だからです。



最初、私は「そんなバカな」と思ってましたが、やり始めて2年位で段々わかってきました。
本当に反射みたいに、きまって同じパターンで想念が進みます。


今では、「なぜこうなったんだろう」想念が流れてきた…ありがとうございます、さようなら。
その後は「あの時点でああすればよかった」が流れて来ません。

それで終わりです。


Photo credit:magic time / spiritual_marketplace


なぜか。

それはエゴが引っ込んでしまって、新たな想念を造れなくなっているからなんです。
最初にお話しした、エゴの独り言を「目だけになって黙って見ているだけ」

そしてその独り言に感情や反論などしないで、感謝して流す。
その結果エゴのパターンが崩れてしまったんです。

そうなると、その後の暗く落ち込む自分もいなくなります。

もし、その後の想念、「ああすればよかったのに」とか「なぜ気づかなかったのか」が流れてきたら、同じように目だけになってエゴの造り出した想念を黙って見ているんです。

そして、それをイメージで流し、感謝してさようならしてしまいます。



私もそうでしたが、最初流す事に苦労すると思います。
単純に流すって言ったってイメージが湧かない、って言うより良く分からないかも知れない。


私がやるのは三種類のイメージがあります。
最初からお話ししている「川の流れるイメージ」それともうひとつは、「風のイメージ」です。


風のイメージは落ち葉と一緒に想念も一緒にくるくると舞って頭の後ろへ飛んで行った。
そんなイメージですね。


あとひとつは少し難しいかも、入り口があって出口があり、想念を手前の入り口に無理やり押し込めて絞って細くしますそして遠い先の出口から跡形もなく出してしまいます。

出口は、こちらの入り口と次元が違うので、絶対に戻ってくることは出来ません。(自分で勝手に決めた約束事です)
トンネルのイメージで良いです。



要は浮かんできたエゴ想念を自分の頭から外へ出してしまえば良いので、方法は何でも良いんです。

自分に合ったやり方で良いと思いますよ。

ただ、想念も自分のエゴが造り出したものです。感謝してさようならすることを忘れないようにしましょう。



なんか同じことを何度も話しているかもしれないですね。
でも、私はそれだけ意味があると思っています。

続きは次回に。


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「不安・恐怖」により、ついつい悩んでしまいエゴに左右されていた自分を「想念観察・感謝瞑想」によって不安・恐怖が存在できない「いま」に集中できる事を教えていただいた○○様、そして「FUJI日本」のグループ並びに、ご担当者様に深く感謝いたします。

想念観察を広めるグループ!FUJI日本

 

一人でも多くこの記事を知ってほしいので、よろしくお願い致します。
いつもありがとうございます。