一度お試しください。
想念観察・感謝瞑想になれてきた方。
自分の考えがエゴ意識だと理解し、エゴに対して呑まれることなくコントロール出来ている方。
私も何度か試してみました。
結構、不安・恐怖が込み上げて途中怖くなってきましたが、通常のやり方と違い「なるほど」と思いました。
何かと言うと、
以前<Oさん>から教えてもらった事です。
いつものやり方は、不安恐怖の想念が流れてきたら、「眼だけになって黙って見ている」その想念に感情を入れずに「ただ流してさよならする」でしたね。
そして、想念観察になれてきたら流した想念に感謝するでした。
感謝を贈る意味には、感謝瞑想を付け足して効果を上げる事が出来るからです。
Photo credit:look at me / 7374277@N03
今回の方法は想念を流すことなく、出てきた不安恐怖を出しつくす方法です。
これでもかって言うくらい出し尽くします。
このやり方も「ただ見ているだけ」です。
感情は入れずに黙ってその不安恐怖に気付いているだけにします。
頭の中の不安恐怖の想念が次から次に流れ出てきます。
要は不安恐怖の垂れ流し状態ですね。
ある程度出てしまえば、同じ様な想念が何度も何度も繰り返されるパターンに変化してきます。(私の場合は)
少々勇気がいる行為ですが、それでも頑張って続けていると最後には何も無くなります。
<Oさん>曰く、その不安恐怖は跡形もなく浄化された。
とのことです。
これは逆療法的な浄化方法だと私は思いました。
しつこい想念、何度も何度も・流しても流しても浮かんでくる想念に対して効果的だと思います。
「どっちみち溢れ出て来るんだから、開き直ってとことん出しましょう」って言う考えですね。
私は、例のボイラー勤務の時やってみました。
一応ボイラーの勉強はやったので原理などは頭に入っているんですが、いくら最新型ボイラーと言えども、緊急時の対応とか不慮の事故などを考えれば、最初は心配で不安と恐怖がありました。
先輩から操作方法などを教えてもらいましたが、後は一人の勤務なんですから。
Photo credit:Meet The Poks / pokpok
出てきました、出てきました。
一人になってすぐ、不安恐怖の想念が!
急に止まったらどうしよう。
エラーが表示されたら。
配管が破裂したら。
蒸気が漏れてきたら。
地震が起きて異常停止したら。
異常燃焼したら。
変な煙がでてきたら。
爆発したらどうしよう。
誰も助けに来てくれる人はいないのだ。
この寒い冬に暖房がなくなると大変だ。
建物の皆から苦情の連絡が来る。
会社にトラブルの連絡が行くだろうな。
…。
などなど、私のエゴは想念を次々と出して来るのです。
でも、どんな状況でも自然と観察が身に付いているので、(三年近くになるので)流れてくるエゴ想念はすべて分かっています。
自分で気付いているのです。
なので、最初は流していたんですが常にボイラーが目の前にあり、同じ部屋にずっといるので、いつまで経っても想念が止まりません。
それだけ不安だったのでしょう。
私のエゴ意識が全力で守ってくれているのが手に取るように分かるのです。
正直、流しきれませんでした。
そこで、<Oさん>の言葉を思い出しやってみたんです。
何事も体験です。
って言うか、自分でやってみなくては人に紹介できませんから。
でも私がこれを紹介しても、やる、やらないはあなた次第ですよ。
何度も言ってるように、人には自由選択があるからです。
無責任な言い方かも知れませんが、そう云う事だと理解して下さい。
話は戻ります。
以外だったのは、あれほど止まらなかった不安恐怖が、思ったほど長くは流れて来ませんでした。
Oさんの言っていた通り、ある程度出し尽くせば何も出なくなるんですね。
その後は不思議と不安恐怖が、うそのように感じなくなりました。
それが浄化された事なのでしょう。
想念とは自分のエゴが創りだした「あわ」みたいなものだと改めて感じます。
Photo credit:Northern Raven aka "Life and Death" / nabok
エゴ想念から来る不安恐怖は反応である。
その反応は自分を守ってくれているエゴという自己防衛システム。
これが無かったらこの三次元で生きていく事は出来ない「ありがたい機能」です。
それを理解して、一歩下がった目線で状況を見れば不安恐怖に呑まれず、ビクビクすることもなく冷静な判断で乗りきれます。
私が実践してみて、体験としてお話しました。
少しは分かってもらえたでしょうか。
今回は私のボイラー体験での不安恐怖でしたが、何の不安恐怖でも同じなんですよ。
お金でも、病気でも、人間関係でも・パニック障害でも。
私もそうですが、高所恐怖症・閉所恐怖症でもです。
一つ大事なこと、絶対に忘れてはいけない事があります。
不安恐怖が止めどなく出てくる状況や環境、起きてくる出来事は一つのチャンスでもあるんです。
それは高次元からの試練であったり、または自分で決めてきた事などかあります。
なので、それを頭に置いておけば乗り越えられます。
だって、乗り越えられない試練を、高次元や自分が与えるはずがないのです。
生まれる前に、「私はこんな体験と人生を送りたい」とお願いして、ここに来られたわけです。
そして、その為に沢山の人と約束をして、現在その人たちに協力してもらっているのです。
そんな綿密な転生契約をして、乗り越えられないプログラムなど組むはずがないのです。
自分を信じることです。
この大変さ、苦しさ、どうしようもないつらさ、寂しさ、その時期とは自分を進化させるチャンスの時なんだと信じきることです。
進化できる環境を与えてもらったと感謝することです。
Photo credit:Tzompantli / thaths
いつか詳しくお話する時が来ると思いますが、人間の進化には「段階の法則」があるのです。
四九段階もあります。
それは今回の人生、約80年では絶対クリア出来ない長い長い道のりです。
今はその1ミリにも満たない進化です。
それを少しづつ積み重ね、そして何度も転生して一段づつ上がって行くのです。
一段上がるのに何回も転生しなければクリア出来ないくらい内容の深いものです。
なので、今の1ミリにも満たない小さな進化が非常に大切で、ゆくゆく大きな進化につながっていくのです。
だってその為に今、色んな体験をしているのですから。
続きは次回に。
※記事中の<Kさん>のお話、あるいは書物などの転載内容は、ほんの一部分です。
興味のある方、詳しく知りたい方は、FUJI日本のホームページをおすすめ致します。
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想念観察を広めるグループ!FUJI日本