想念に振り回される、一体どのような観察をしておるのじゃ？
こんな簡単な瞑想法も無いというのにのう。
《瞑想＝難しい》の想念を自己同化しておる。
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-産土神（ウブスナ神）-
頭を使え！
想念とはそなた達の色なのじゃ。
判っておるのか？
つまり、そなた達は想念の衣をまとっているという事じゃ。
それが殆どエゴであるからまずいと申しておるであろうが？
そなた達が持っておるものは何一つ無い。
肉体も、頭脳も、意識も、何一つそなた達のものは無い。
全くどれほど学んだというのじゃ？
修行とは、地道に一つ一つ積み上げていくものじゃ。
焦らず、さりとてのんびりでもいかん。
足元を見よ！
そなた達が大きく誤解している一つに、欠点の罪悪視がある。
何故欠点を避けるのじゃ？
人に欠点を指摘されるのがそんなに嫌か？
・・・よいか欠点とは自ら封印した部分の事を言うのじゃ。
それがあるが故に金平糖の様に凸凹の御霊になっておる。
欠点の部分の封印を解き、修正していけばどんどん完全な御霊、丸になっていくのじゃ。
逆恨みばかりしておる。
善悪一体の考え方から行けば、皆長所であろうが？
いつまで放っておくのじゃ？
わしが出しゃばってこんな事を言うことは無いのぞ！
全くこの緊張感の無さよ！
呆れて物も言えぬ。
気が付いてみれば、想念の殆どが垢でしか無いものを・・・。
いつまで時代遅れの着物をきているのじゃ？
***************** Wikipedia参照 ****************
産土神は、神道において、その者が生まれた土地の守護神を指す。
その者を生まれる前から死んだ後まで守護する神とされており、他所に移住しても一生を通じ守護してくれると信じられている。
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Photo credit:"Worried" or "Be gentle with me" / dhammza
欠点は誰でも一つ二つ持っていると思います。
もちろん私もあります。
そして殆どの人は、その欠点に気付いている。
一部気付いていない人もいますが…。
「私はこういうところが悪い、こういうところを直したい」
大体は自分で気付いているのです。
産土神様のおっしゃる通り、人間は欠点を悪く思ってしまう、罪悪視してしまうものです。
そして、なるべく触れずにしまい込んでしまう。
では、欠点とは何でしょう。
友人が欠点だと思い込んでいた事が、自分から観れば欠点ではなく、逆に今の自分に足らないものだ。
…そう感じたことありますか。
善悪判断しているのですね。
あれが良い、これが悪いです。
この善悪判断は知らず知らずの内にやってしまいます。
私もありますよ。
やはり、いつの間にかです。
しかし、よーく考えれば、欠点もエゴが造った想念であるという事が分かってきます。
そしてエゴは都合の良いように欠点を隠し、封印してしまう。
でも、それもエゴにとっては自分を守る、エゴ流？の方法でしょう。
＜善悪一体の考え方から行けば、皆長所であろうが？＞
の意味が何となく分かってきます。
自分で決めた欠点です。
しかし人から見たらそれは欠点ではなく、長所なのかも知れないという事。
自分の欠点だと思っている部分を、もうチョット見直すことも必要です。
慌ただしい月ですが、寝る前のチョットした時間にでも考えてみるのも良いと思います。
続きは次回に
※記事中の＜Kさん＞のお話、あるいは書物などの転載内容は、ほんの一部分です。
興味のある方、詳しく知りたい方は、FUJI日本のホームページをおすすめ致します。
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想念観察を広めるグループ！FUJI日本