宇宙の人、ア・ランさんのメッセージは少々難しいです。
しかし毎回、非常に興味のある部分をお話しています。
Photo credit:Heat Camera exhibit / exploratorium
-エネルギー体の変容- (ア・ラン)
エネルギー体の変容について話そう。
貴方はそれ程遠くない将来、必ずこの変容の現れを体験することになるだろう。
それは始めから用意されたプログラム過程の一つであり、それについて期待したり恐れたりするべきではない。
覚えておかなければならないことは、変容を起こすのは「 貴方 」ではなく、飽く迄エネルギー体( 肉体とエゴ体 )であり、これは宇宙の一分子の波動が必要に応じて変わるにすぎないということなのである。
青虫は変容を起こそうなどとは考えず蝶に成るが、その時点において、貴方たちに望まれる状態とは、正に青虫のそれである。
彼は期を知り、ただ流れに身を任せ、変化を起こるままに起こされていく・・・が、もしそのプロセスの中で彼が不安を覚え始めたとしたら、それから生じる葛藤は、或いは彼に死をもたらす程のものになるかも知れない。
このような場合、ただ彼はもう少し葉を食べ、それを消化する為の時間を待つべきであったと判断されるのであるが、これはそっくり貴方たちにも当てはまることなのである。
貴方は確実に訪れるこの変容を前に、是非とも宇宙の一部としての完璧なリラクセーションを手に入れなければならないと知るべきであろう。
このリラクセーションとは、これまで貴方がなんとなく感覚として捉えてきたようなものではなく、無限を通して知りえる宇宙の理への集中によってもたらされる、一点のかげりもない信頼であり、全工程である訳であるのだが、この中にあって、貴方はどのような変化をもそっくり受け入れられる器となるのである。
不安や自惚れなど「 個 」への囚われは、変容をシンプルなものにすることを許さない。
がこれを解決した状態に在るのなら、恐れとは無縁なまま、宇宙の変容のダイナミズムの中で、意識体の知覚範囲内の拡張がなされるだろう。
追伸
変容における困難の本質も又愛であって、秩序の調整である。
Photo credit:space / 58782395@N03
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前回ブログ記事、この世はゲームの様なものである。
しかし、ゲームやマトリックスの様な世界なのかも知れないが、あくまで自分にとっては100%の現実でもあるし、起きることは起きる、感じることは感じる世界なのです。
この世に来たからには、本気で真剣にならざるを得ない造りなのです。
そうでなければ、修行に来た意味がないからです。
ア・ランさんのメッセージは、このゲームの終わりの時のプロセスをお話している様に私は感じました。
そして、これは始めから用意されたプログラムであり、変容が現れるのは肉体とエゴ体であると言っています。
三次元の肉体とエゴ意識はその変容によって滅びても、本当の自分である意識体は永遠だ。
肉体が滅んだあと、意識体は数日間はその場にとどまるが、生まれ変わりの法則によってさらなる段階へと引き寄せられる。
そこには、何らかの霊力の働きかけがあるのでしょう。
人間が生まれ出るプロセスについては以前お話しました。
記事:輪廻転生とは その意味を知る!
記事:生まれ変わりのプロセス! さらに深く考える
しかし、死んだ後のプロセスについては分かりません。
ア・ランさんからは、それについて今回のメッセージが一番近いお話かと思われます。
死後の世界については、誰もが関心をもっているが、本当のところ誰にも分からない謎が多い部分です。
ただ言えることは、人間はその繰り返しの中で進化をしていかねばならないということ。
Photo credit:095/365: Tulips in the Sun / glodjib
少し横道にずれますが、
宇宙の人、セムヤーゼが紹介した 「 人間の進化段階の法則 」
記事:驚愕の真実です! 人間の進化の段階とは
記事:驚愕の真実です! セムヤーゼに聞いた、霊界の必要性
記事:驚愕の真実です! 人間は進化するため今いるのです
宇宙の人、ア・ランさんのメッセージ 「 輪廻転生について 」
記事;死んだらどうなるの? 輪廻転生
進化の段階は過去、第三段階まで書いたが第四段階は地球人には関係のない項目なので、第五段階を紹介します。
−人間の進化段階の法則−
(4)第四段階 -実在の人生-
(5)第五段階 -創造的人生-
1.生命の生産と制御
2.機械的生命の制作
3.物質的有機的生命に対する霊力による支配の発達
4.あらゆる種とあらゆる生命形態に対する意志による支配
5.認識の段階 (過去世の追想)
6.英知の王位=ヤハウェ 最終段階から二番めの最高の力に関する知識。
7.霊的平和、普遍愛、創造の調和についての認識 (セムヤーゼたちは現在この4,5,6,7の段階にいる)
この全発達段階は、人間の一生という短い時間では到底到達不可能な偉業であり、そこに「転生」と「霊界」の必然性が生じてくる。
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今までのお話から、より全体像が見えてきます。
なぜ、人間が存在して、どうなっていくのか。
最終的な到達点は何なのか。
以前の記事をお読み下さい。
Photo credit:Filmed Azalea / kacey
今の人生は、その永久的に近い到達点の中の一コマなんだということ。
だからと言って、今回の人生が面白くないからと世捨人の様に考えたらいけません。
例え、他人と比べてパッとしない人生だとしても、それは自分が創り出した自分にとって100%必要なものであり、その出来事から学ぶために現れた現実です。
っていうより、その様に考えるのは、自分を有利に考えてしまうエゴ意識です。
エゴについては、今まで沢山書いてきましたので、目を通してもらえたらうれしいです。
話をもどします。
ア・ランさんはお話の中で青虫を例えとしていました。
変容を起こそうとして起こしているわけではなく、「 期を知り、ただ流れに身を任せ、変化を起こるままに起こされていく 」
人が死を目前にした場合、当然、不安・恐怖はハンパではないと思います。
こんな記事を書いている私ですが、その状況に立たされたのなら、夜も眠れず恐怖と絶望に押しつぶされている毎日が想像できます。
「 もしそのプロセスの中で彼が不安を覚え始めたとしたら、それから生じる葛藤は、或いは彼に死をもたらす程のものになるかも知れない。 」
こうなるかも知れませんな。
ただ、そういう状態になった場合、何らかの精神的変化も起こるのかも知れない。
そのことをア・ランさんは「 リラクセーション 」という言葉で説明しています。
「 確実に訪れるこの変容を前に、是非とも宇宙の一部としての完璧なリラクセーションを手に入れなければならないと知るべきであろう。 」
リラクセーションによって、どのような変化をも、そっくり受け入れられる器になるということです。
Photo credit:B0007851 Neuronal synapses / wellcomeimages
人間の脳もまた、謎が多い部分です。
究極的な立場に立った時、人間の脳に起こる何かとてつもない変化です。
「 意識体の知覚範囲内の拡張 」
やはり、その時になってみないと分かりませんな。
続きは次回に
※記事中の<Kさん>のお話、あるいは書物などの転載内容は、ほんの一部分です。
興味のある方、詳しく知りたい方は、FUJI日本のホームページをおすすめ致します。
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想念観察を広めるグループ!FUJI日本