早いもので、私の親友がいなくなって3年目になりました。
つい、この間の様に感じます。

  記事:親友の夢

あれ以来、彼の夢も見なくなり気にもしなかったのですが、先日、自分の部屋を整理していたら出てきました。
 
借りっぱなしのシングルレコード3枚。
かなり古い、70年代のヒット曲。


Photo credit:Vinyl time / jonassmith

「スリー・ドッグ・ナイト」でピースオブエイプリル。
「シカゴ」クエスチョンズ67/68
「ポップ・トップス」マミーブルー
 
今の人には分からないでしょう。
 
これをどうしようか。
とにかくかけてみました。
 
懐かしい…、何十年もの時をさかのぼり当時の時代が甦ってきます。
学生だった頃が、ついこの間の様に感じてきますね。

気付けばもうこんな歳です。
ホント、人間の一生は短いです。



毎年ではありませんが、2~3年に一度、中学や高校の同窓会の案内が今でも来ています。
私は7年前に、その親友と一度出席しました。

正直、あまり気乗りはしなかったのだが、毎回誘うのでね。
本当は学生時代の記憶のままでいたかったのだが…。

当たり前ですが、みんな同じように歳を重ね、それなりの容姿になっていました。
医者になっていた奴もいたし、公務員になった奴も、社長をやっている奴もいた。

先生も含め、死んだ奴も何人かいたなぁ。
もちろん、連絡がとれないやつもいる。

学生時代の友達はいくつになっても、上下関係が無いので真から話が出来る。
まぁ、懐かしい友達とお話もできたので、いい思い出にはなりましたが…。


Photo credit:Life ... / 10422334@N08

君は、この人生の中で何を残した、何を築けたのかと、よく言います。
この物質の世界、三次元にいれば、そう思ってしまいます。

生きている内に何か大きな事をしたい、何かを残したい。
確かに、ここで生きている内は大事なことではあるのだが…。

ただスピリチュアルを理解していくうち、それはちっぽけなものに感じてしまいます。
私達は何千何万回と転生を繰り返しているのです。

これからも限りなく、進化のためそのサイクルを繰り返していく。
今回の人生はその一コマに過ぎないのです。

……。

だからといって、今回の人生をあきらめたり、次回に期待をする考えはいけない。

今の人生は数ある人生の中で、一度きりの一度しかない出来事を体験するための人生だからです。
その為に、やっとの思いで生まれてきたのだから。

あなたは約束して生まれて来たのですよ。

この人生での様々な出来事や今考えていること、それを胸に刻んで毎日を過ごしてほしいものです。
いまの環境は自分にとって、それ以上でも以下でもない、自分を成長させる100%の環境なのです。

 

僕は平凡なサラリーマン、私は一般的な主婦。
せいぜい家を建てたくらいだが、十分満足している。

私は大学病院の医師で教授を目指している。
それこそ、白い巨塔ではないが、組織の頂点をいつかこの手で掴む。

私はとてもじゃないが、何かを築くだけの気持ちや、お金に余裕がありません。
給料日までどうやって過ごすせばいいのか、いまを生きているのが精一杯です。


重要なのは、

残したものや築けたもの自体ではなく、それに対して何を学んだのかです。
その過程で得た、うれしいことや楽しいこと、失敗や敗北などが貴重な学びとなるのです。


Photo credit:Learning / lisakayaks



進化  ア・ラン

進化について話してみよう。

貴方たち地球人のほとんどは、体験的知識から自らが進化存在であり、又これからも進化を続けていくだろう事を知っている。

だが、自らの何が進化しているのか明確に捉えていない事から多くの進化論が論ぜられることになるのであるが、ここでも結論から先に言ってしまうと、「進化」とは意識体それ自体においての自己確認能力を、「有限世界」に捕らわれることで徐々に得ていく過程なのである。

この場合、肉体(エネルギー体)と錯覚私から生まれる「心」或いは「エゴ体」(エネルギー体)の進化と受け取られるものは、意識体の進化のために用意されたプログラム過程であり、これは進化ではない。

このことについては肉体は、意識体の進化の為に用意された衣服であり、これは徐々に着替えられていくものであり、「心」は用意された状況から現れる反応を繰り返し、より複雑化していくことで、意識体を「自己確認」へ連れて行く乗り物であると捉えれば、容易に理解されるはずである。

 

さて意識体はエネルギーとは次元を異にするものであり、これの有り様については「科学」というエネルギーのバリエーションの有り様を明らかにしていく方法を用いたところで明らかになるものではない。

これについて明らかにするには、「自己確認に」非常に近い状態に在る存在から、その知識を得る以外に方法はないのである。

我々としても未だこの状態には遠く、又「科学」を用いることは不可能であることから、彼らの知識に頼る以外にないのであるが、貴方達としては彼らの存在を確かめる術が無いことから、これからお話する事については、保留にするか、フィクションとして受け取るかのどちらかにして頂きたいと思う。



これはつまり、意識体が進化上の或るレベルを得、それまでの肉体を脱ぎ捨てて、新しいものに着替える際に行われる同レベルの意識体同志の合一のことである。

意識体には元々「個」はなく、肉体と自己同化することで「個」と言う錯覚が生じていく。
・・・が二滴の水が一滴の水に成り得るように錯覚によって分化されているいくつかの意識体の合一も、その可能性において十分に考えられることなのである。

我々の知る多くの先達者たちは、意識体がアメーバーのような微細な肉体から、人(地球の人の形態を持つとは限らない)の肉体に移行していく過程において、多くの合一が行われると説いている。

そしてその度にエゴ体(エネルギー体)は混ざりあい、より一層の複雑化が起こされ、合一された意識体は、新しい肉体を着こなしていく能力を得るのである。

ただこの合一は人に至ってから行われることは無い。

何故ならエゴ体の成熟は、人のレベルにおいて得られるもので、それ以後における進化とエゴ体の関係は、それまでのものとは違ったものに成っていくからである。


Photo credit:Phytoplankton bloom off South Africa / gsfc

進化は一瞬毎に得られ、それを防げるものなど実際には皆無である。

エネルギー界のすべては、それを用意された存在の愛であり、貴方はその存在の愛によって目覚めていくのである。

                                          ア・ラン

宇宙霊になった場合、宇宙霊として合一体と成っている場合があるという事をつけ加える。


 
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今回はチョット難しい内容でした。

人間になる前の意識体のお話。
実際これは科学では説明できない事なのでしょう。

地球人より、はるかに進んだ科学力を持ってしても、人になる前の意識体を解くのは難しい。

<「自己確認に」非常に近い状態に在る存在>
その存在から知識を得る以外無い、とハッキリ言っています。

自己確認については以前お話しました。

  記事:生まれ変わりのプロセス! さらに深く考える



意識体が、あるレベルまで進化をする過程。

私は、意識体は「個」だというイメージをもっていたのだが、あるレベルに達すると意識体同志の合一が行なわれると言っています。

<人間の肉体になる前において意識体同士の合一が行なわれる。>

想像すると、どろどろに溶けたアメ玉がグニャグニャに混ざり合う様に、一つになるのか。
それとも、もっとスマートによくCGにある様なDNAの配列が、きれいに整っていく様に合一されていくのか。

どっちにしろ想像を絶する、異様な風景かも知れない。


Photo credit:Fusion 3 / andy-saxton2006

ただ、疑問もでてくる。

意識体同士の合一という事は、例えば二つのものが一つになったとした場合、意識体の一つが吸収されたという事なのか。
それとも吸収ではなく、二つの意識体が合わさり全く新しい、別の意識体が出来上がるという事なのか。

だとすると今までの意識体はどうなったのか。
意識体の謎は深まるばかりですが…。

しかし、その合一によって進化しアメーバーから貝、貝から魚へと新しい肉体を着る能力を得ると言っています。
その時のエゴ意識は人間のそれとは違ったもの、とも言っていますね。

おそらく…、

私が、例えば貝だったとして、魚のエサとして食べられた場合、貝としての私のエゴ意識は単に「食べられた」。
ただ、それだけで苦痛も苦悩も何も無い。

ただそれだけかも知れない。
人間の様に複雑な「思い」に陥らず、単純なエゴ意識しかなかったのかも知れない。

 

このお話は、ア・ランさんが言うように、

<保留にするか、フィクションとして受け取るかのどちらかにして頂きたいと思う。>

そういう事のようですね。

親友の借りたレコードのお話から進化へと、お話はかなり脱線しましたが…。
はて、これをどうしたら良いものか。

一応、形見として貰っておきましょう。

 

続きは次回に

※記事中の<Kさん>のお話、あるいは書物などの転載内容は、ほんの一部分です。
興味のある方、詳しく知りたい方は、FUJI日本のホームページをおすすめ致します。


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「不安・恐怖」により、ついつい悩んでしまいエゴに左右されていた自分を「想念観察・感謝瞑想」によって不安・恐怖が存在できない「いま」に集中できる事を教えていただいた○○様、そして「FUJI日本」のグループ並びに、ご担当者様に深く感謝いたします。

想念観察を広めるグループ!FUJI日本



一人でも多くこの記事を知ってほしいので、よろしくお願い致します。
いつもありがとうございます。