前世について深く考える。

チョット考えてみて下さい。
あなたが体験していない事を、真にあなたは理解できるでしょうか。


Photo credit:Thinking RFID / jakecaptive

辛く苦しい病気にかかり、いつ死を迎えてもおかしくない状況に陥った人の気持ち。
その病人をかかえた家族の気持ち。

何一つ不自由を感じないくらいの大金持ちで毎日が贅沢三昧している人の気持ち。
逆に、食べたいものも我慢して生活費を切り詰め、やっとの思いで一日を生きている人の気持ち。

最愛の人と別れた悲しみや、失った時の辛さ。
幼いうちに自分の子を亡くした親の気持ち。

いじめにあっている時の絶望感に満ちた毎日。
取り返しの出来ない大失敗をした時の気持ち。


真に理解できるでしょうか。
同情や哀れみでその人の立場になっただけでは、とうてい理解できないです。

想像して、きっとこうなんだろうって思う事は…、できると思います。
でも、真に直面した時の切羽詰まった気持ちには到底とどかないと思います。

自分自身が現実に体験してみて初めて分かることです。



何が言いたいのかというと、

あなたが今、置かれた環境とは、「自分が自ら選んで実現された環境」という事。

今世で私は、こう生きたいのです。
前世でやり残した課題があり、私はそれをやり遂げたいのです。

そう自分で決めて生まれて来たわけです。


地球人の寿命は短いのです。

その短い一生の中で、色々な立場として生きて行くには時間が足らない。
なので生まれ変わって、また別の人生として別の立場となって、歩み続ける必要がでてくるわけです。

例えば、

前世は大金持ちの役としてその時感じた思いを体験した。
しかし、その一生の中で理解出来なかった課題もあった。
自分が与えた相手の気持ちが理解出来なかったのだ。


Photo credit:Homeless Person on Park Bench / mobilestreetlife

次に生まれ変わる時は、逆の立場として一生ギリギリの生活を送り何が足らなかったのか理解したい。
そういう課題があったのかも知れない。

三次元で考える良い悪いのレベルではありませんよ。
エゴ意識が考えるのは自分を優位に働く意識なのでね。

もはや魂の成長・進化として捉えた高次元レベルでの考えです。

よくばって貧乏からお金持ちへ、またその逆と波瀾万丈な人生を送る方もいますが…。(汗)
それもすべて学びです。



なぜなら、

あなたは死んだら、何が残りますか?

体は焼かれて灰になって無くなります。
生前、一生を捧げて得た名誉や勲章も持って行けません。

仕事で培ったノウハウだって、技術や資格だって持って行けない。
大好きだった趣味のコレクションだって、お金だって持って行けないのです。

三次元の物質的なモノや賞罰など何一つあの世には持って行けないのです。

持っていけるのはただひとつ。
体験して感じた思いだけです。



この人生での役は、誰もがすべて自分で選んで来ているのです。
生まれ変わるたびに、どこの星に行きたいのか、男か女か、体にハンデがあるのか、どんな両親かなど…。

綿密な計画を立てる。
私は信憑性に少し欠けますが夢でその場を見ました(汗)


例えば、

生まれてまもなく亡くなったり、幼いうちに亡くなった子供も、その子は満足しているのです。
その子は両親に計り知れない、ものすごい影響を与えた。

確かに両親にとっては残酷で、言葉では表せない深い悲しみを一生背負う事になりますが、学びとしての貴重な体験を両親に与えたからです。

なので、その子はそれを希望し成就したのです。


Photo credit:Eternal Sorrow / alicepopkorn

次の人生では私がその子の役かも知れないし、両親の役を選ぶかも知れない。
もしかしたら、もう体験済みかも知れない。

みんながすべての役を体験しているのです。


今世ではいい人かも知れないが前世では、手の付けられない極悪人だった。
その前では世界で1,2を争う絶世の美女だった。
その前は戦う戦士。
…。

この様に色々な役で生まれ変わり、何百年、何千年と時を経て魂の成長を繰り返して来たのです。
そして今のあなたがここにいるのですよ。


ふーっ。
疲れてきました。
やはり年ですね。

今は自宅で記事を書いています。

年末で何かと忙しく病院の設備もあっちこっちガタがきて、修理に呼ばれまくっている毎日です。
12月に入り警備室でのんびり、なんて時間はないです。

ボイラーは調子よく頑張ってくれているのですが、最近は入院患者さんの電動ベッドが調子悪いのです。
大体はリモコンとケーブルの断線ですので、バラしてハンダ付けでなおりますが…。


話が脱線しましたね。

でも、前世から持ってきた課題や宿題って何だろう。
それは今までの自分をよーく観察してみればヒントが見えてくるかも知れない。


Photo credit:dissociation / spiritual_marketplace

お話を整理すると、

生まれ変わりは、自分が置かれた立場や役を自ら選んで生まれてくる。

前世で理解出来なかった課題や宿題、また、やり残したものを今生で理解しようと現れて来る。

自分が今まで何度もぶち当たっている出来事や、繰り返されて起こされる問題点はその課題とも考えられる。

…。

非常に難しい謎を考え込んでしまいました。(汗)
答えは出ませんよね。

色んな役として生まれ変わる事を考えたら区別が付きづらい。
課題なのか、そういう役回りなのか判断つけにくいという事です。

でも結果的にそれは、何であれ単に受け入れるしかない。

なぜなら、

前世からの課題や宿題は今生で理解しようと現れて来るのだから、はねのけようと無視しようと自分が理解するまで何度でも起こされ現れて来るわけです…。

理解と言っても、単に「わかった」っと口先だけではお話になりません。

本当に理解できたとは、

起こされた事に対して、心から、真から良かったと思えることです。
私はこれだけの気付きを得ることが出来たと真に感謝した時なのです。

 

続きは次回に

※記事中の<Kさん>のお話、あるいは書物などの転載内容は、ほんの一部分です。
興味のある方、詳しく知りたい方は、FUJI日本のホームページをおすすめ致します。

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「不安・恐怖」により、ついつい悩んでしまいエゴに左右されていた自分を「想念観察・感謝瞑想」によって不安・恐怖が存在できない「いま」に集中できる事を教えていただいた○○様、そして「FUJI日本」のグループ並びに、ご担当者様に深く感謝いたします。

想念観察を広めるグループ!FUJI日本



一人でも多くこの記事を知ってほしいので、よろしくお願い致します。
いつもありがとうございます。