欲について ア・ラン

　-欲について-　（ア・ラン）

貴方たちは常に何かを望んでいる。
その望みの内容もレベルも様々であるが、常に何かによって満たされることを欲している。


Photo credit:The Blogger's Closet / dream_catchers

だが、かつて貴方はその望みの対象を手に入れたことにより、完璧に満たされ、又その状態を持ち続けたことがあっただろうか。

答えは「ノー」であるはずである。

望むものを手に入れたその瞬間の喜びはある。
だがそれ程までに夢に望んでいたものであるのに、それは望んでいた時の状態に値する程、貴方を満たしはしない。

それどころか、それは次第に色あせ、時と共にどうでもよいものになっていってしまう。

貴方はこの過程を何度も体験し、それについての知識を十分得ている筈であるのに、「今度は違う」と言う抗いようも無いわなにかかり、又それを繰り返していく。


そこで賢人たちは貴方たちに「無欲」と言う言葉を昔から繰返し説くのであるが、もしも貴方が真実無欲の人を目指すのであれば、それは生きたままの死人を目指すことになるだろう。

それは初めから無理な相談であり、彼らは次のように言うべきであるのだ。
「欲を持つのは良い。だが分別と慎みを忘れないように」と。

だが何故こうも望みが次々と貴方を占領することを繰り返すのだろうか。

この疑問に対する答えを得て、初めてそれから解放される道が得られることになるのだが、これについて我々が得ている回答を少しばかり話してみようと思う。


そのヒントはすでに反応についてのメッセージの中で話しているのだが、貴方はもともと成長過程にある「意識体であるのだ」

…が、その未熟さゆえに自己確認が出来ず、肉体と結び付き、それと自己同化することでこれを可能にするのであるが、この時に得られる自己確認の内容は非常にナンセンスな錯覚となってしまうのである。


Photo credit:stuffed nonsense plump / missniff

何故なら、確認できない「意識体」本来の内容を棚上げして、次元の違う存在である肉体の持つ性質を自らの内容としてしまうと言う事になるからである。

貴方という錯覚「私」は、初め生物体と成った肉体の要求を確認することから、居心地の悪さを覚えていく。
「これでは駄目だ、何とかしなくては」の始まりだ。

ここにおいて、この始まりから現在の貴方に至るまでの過程を敢えて説明することはしないが、貴方の意識体の居心地の悪さは、その時点から今に至るまで、ずっと続いてきたのである。

「これでは駄目だ、何とかしなくては」。

だが本来次元の違うエネルギー界にあるどのようなものを、又どのような状況を持ってこようが、意識体の居心地の悪さを解消することは出来ない。

意識体は意識体本来の内容において自己確認すべきであるのだ。


その様な状態を得て始めて真に満たされるのである。
他者が用意されたこの大いなる目覚めのプログラムとも言える過程を経てきた貴方たちは、この状態を得る方法をすでに瞑想に見つけている。

瞑想とは、真の自己確認への道なのである。

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ア・ランさんがお話していること。
意識体と肉体の関係について、チョット難しい話し方ですが理解されたでしょうか。

意識体と肉体は別次元のものであって、同居するにあたり居心地の悪さを感じる。
その違和感とは意識体が未熟で確認出来ないまま、肉体を持つ事の相違によるもの。

そういうことでしょうか。

肉体は物質の世界でなくてはならないものですが、自らの欲求を満たそうと働きかける。
それは以前にもお話しました。

チョット難しいですが、何となく分かる気がします。


Photo credit:Strange Things Are Happening These Days! / kkoshy

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お話は変わって、

私も想念観察を初めて4年近くになりますが、その間色々な事がありました。

親友をなくしたり、就職も変わりました。
完全ではありませんが不整脈も治りました。

また、子供の病気が見つかったり、孫を見ることもできました。
幽霊を見たり、チャネリングも出来るようになった。

その中で、幾度となく危機に面した時もあったのです。
どう動いたら良いのか、どう進んだら良いのか分からなくなった時もあったのです。

まぁ結果的には何とかなったのですが。
深刻に考えても仕方がない気もします。

 

この間、以前に想念観察、感謝瞑想をやっていた方からのコメントをいただきました。
貴重なコメントをありがとうございます。

確かにそういう考えになった方もいると思いますし、そうなってしまった原因も色々あると思います。
色々なお話はあると思いますが、分裂とはそういう事なのでしょうね。

でも、私はまず、試してみたいのです。
確かに、はるか昔に地球人に対してやってはいけない事をやってしまった事実はあった。

以前の記事を読んでもらえば分かると思いますが。
ひどい事をやったのです。

しかし、今はどうかということですよね。

それは分かりません。
分かりませんが、信じたい気持ちはありますよね。


Photo credit:lonely playground (ii) / dsevilla

もし、完全に否定してしまえば、何も信じられなくなってしまいますよね。
あらゆることです。

それは寂しいことです。
非常に寂しいことですよね。

続きは次回に

※記事中の＜Kさん＞のお話、あるいは書物などの転載内容は、ほんの一部分です。
興味のある方、詳しく知りたい方は、FUJI日本のホームページをおすすめ致します。

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「不安・恐怖」により、ついつい悩んでしまいエゴに左右されていた自分を「想念観察・感謝瞑想」によって不安・恐怖が存在できない「いま」に集中できる事を教えていただいた○○様、そして「FUJI日本」のグループ並びに、ご担当者様に深く感謝いたします。

想念観察を広めるグループ！FUJI日本

一人でも多くこの記事を知ってほしいので、よろしくお願い致します。
いつもありがとうございます。

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