恋愛について ア・ラン

はっきり言って、貴方達のそれと、私達のそれの在り様は全く違っている。

貴方達は、彼または彼女の肉体が、そして心そのものが何であるかを知らない。
それにはどんな意味が在り、何故存在しているのかを知らないまま囚われていく。


Photo credit:love / yuchao_li

そこには肉体的、又精神的に非常に自慰的な要素が含まれている。

貴方達は長いこと本当の親を知らない親無し子できた。
何故か判らないまま飢えに苦しみ、殺されもし、病のうちに死んでも行った。

暗闇の中を多くのものにぶつかりながら歩いてきたから、貴方の本当の姿はアザだらけ、傷だらけと言う状態だ。
（貴方も知っている通り、傷もエゴを生み出す特効薬です。）



そして貴方達は、彼または彼女にしがみつく、魅力的な彼または彼女の中に永遠の安らぎが在るのではないかと希望を抱く。

貴方が、彼または彼女を得るために何もかも捨てる覚悟が、実はこのエゴから生まれている事に気付きなさい。


さて結果はどうだろう。

癒されなければならない傷だらけの人間が二人しがみついている・・・貴方はここに救いが在ると思うだろうか。

彼らは自分の傷の重さから逃げ出したくているのに、お互いの傷の重さまで感じてしまい、後には多分へきへきするようになるだろう。


貴方は相手に対し、目を閉じ、鼻をつまみ、耳をふさぐことだろう－－もういらない・・と。

しかし、貴方達には生活が在る。
子供も育てなくてはならない。
やらなければならない雑用も数多くある。
（これらはお互いを必要とさせることの他に、紛らわしの作用を持つ）


Photo credit:Glorybox / nebulaskin

それに離別は新たな傷を、自分に又相手にも負わせるに違い無いだろうと思う。

頭の良い連中は、ここで見せ掛けをを始める。
日本に狐と狸の化かし合いと言うのがあるが、正にそれだ。

そしてその方法が結構お互いの気持ちの良い慰めになっていく。

これが地球上に在るほとんどの「愛の暮らし」であると私は言おう。

貴方達はこの芝居から抜け出すべきです。
彼または彼女の肉体が、あるいは心が何であるかを知りなさい。

何故存在しているのかを知りなさい。
それを知った途端、貴方は真の愛に目覚め、もう、しがみつきたいなどと思わなくなるだろう。

そして更には相手に対し、目を閉じることも、鼻をつまむことも、耳をふさぐことも止め、相手の傷の意味を、あるいはその存在理由を知り、ある感謝をもって受け入れるようになるだろう。


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この意味がわかるでしょうか。
ア・ランさんのメッセージは分かりづらいが、非常に意味深です。

先に言っていた様に、考え方が違います。

生まれてくる時は、それこそ何もかもが新品で、健康そのものです。
その都度新しい体で始められる。

車で例えるなら新車ですよね。
中には、ハンディキャップをあえて抱えてくる人もいますが、それは別な目的や課題があるからです。

でも、意識体（魂）は一つで、消えることなく永遠に不滅です。
過去、何度も何度も姿・形を変えて生まれ変わって来ても、ちゃんと中心に納まっている。


Photo credit:Sereias / jeronimooo


創造主がお話していた通り、

遠い昔、道ばたに転がっていた石であったり、湖の底で浮遊していた水草であったり、カニの餌になった小魚だったりしていたのですよ。

　記事：大エロヒム

そして何千回、何万回と繰り返し、長い時を経て今の自分がいる。

なので現在、見かけ上は健康で元気な姿ですが、実は何度も何度もえらい目にあって、手探り状態で山を越え川を越え、ボロボロになって進化してきた意識体（魂）です。

体験を繰り返し、少しづつ成長し、進化してきた意識体（魂）なのですよ。

真実の鏡があるなら、ア・ランさんが言った様にアザだらけ、傷だらけのボロボロの姿が見えてくる。
きっとそう映っていると思います。

私がお話しているのは、あくまでも意識体（魂）、霊魂の事です。
遺伝子的に、体が石から水草に変化するわけがありませんからね。


Photo credit:Closing time / pagedooley

魂である意識体は、過去、石や水草だったその記憶を残しているはずです。
昔、私は何であったのか、何があって死んでしまったのか、どんな死に方をしたのか全て分かっていると思います。

もちろん今の私たちは、知るよしもありません。
何故なら、エゴ意識だからです。

エゴはその時その時の、その体を守る為の防衛システムです。
そのシステムによって私たちは生きていられる。
エゴと肉体は密接な関係でつながっているのです。

　記事：エゴを理解して！　そしてエネルギーを与えないで


そして以前にもお話しましたが、エゴは常に自らの幸福を目的としています。
もちろん、その為に何をやっても良いのかというわけではありません。

人には理性という安全装置的機能があるので、ある程度制御されます。
実はそれもエゴですがね。

なので、それも最近はどうかなと考えさせられますよね。
非常識が常識化され、ただでさえ歪んでいる土台に、輪をかけて崩れてきているので…。



今回のメッセージ、恋愛についても同じことが言えると思います。

確かに人は年頃になると、彼・彼女の肉体が魅力的に感じて独占欲が働いてくる。
何とか自分のものにしたい。


Photo credit:Together forever... / myphilinh

一緒に居れたら最高に幸せで、二人で共有出来る時間が永遠であるなら「他には何もいらない」とまで思ってくる。
ア・ランさんが言うように、これは体が要求しそれに対するエゴが生んだ反応です。


＜貴方が、彼または彼女を得るために何もかも捨てる覚悟が、実はこのエゴから生まれている事に気付きなさい。＞

＜彼または彼女の肉体が、あるいは心が何であるかを知りなさい。＞

＜何故存在しているのかを知りなさい。＞


先ほどお話した様に、エゴと肉体とは深いつながりがあり、切り離すことなど絶対にできない。
早い話が、エゴは今の自分だからです。

そこに気付けば、ア・ランさんのメッセージも分かってくると思います。

 

続きは次回に

※記事中の＜Kさん＞のお話、あるいは書物などの転載内容は、ほんの一部分です。
興味のある方、詳しく知りたい方は、FUJI日本のホームページをおすすめ致します。

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「不安・恐怖」により、ついつい悩んでしまいエゴに左右されていた自分を「想念観察・感謝瞑想」によって不安・恐怖が存在できない「いま」に集中できる事を教えていただいた○○様、そして「FUJI日本」のグループ並びに、ご担当者様に深く感謝いたします。

想念観察を広めるグループ！FUJI日本

一人でも多くこの記事を知ってほしいので、よろしくお願い致します。
いつもありがとうございます。