神について ア・ラン

　-神について-　（ア・ラン）

私がここで話そうと思っているのは、貴方達の世界にある　「神」　或いはその様な存在のことである。


Photo credit:God Reigns Eternally by mimitalks, married w/children / mimitalks

実際には彼らを　「神」　と呼ぶのは適当ではないのだが、地球において、その様な高いレベルにある意識体が、必要と認め
ている仕事　（主にバランスに関わる仕事）　を行っていることは確かである・・・が、彼らに対する貴方達の姿勢は間違って
おり、貴方達は彼らが養父母であるかのように依存し、多くを求めようとする。

彼らのレベルにおいては、既にエネルギーの波をある程度操作する事が可能と成っており、それが或る場合に　「奇跡」　と
言う形で現れることから、彼らの名前が大きなグループの中心に置かれることは珍しくない。

だが先にも話したように、彼らは　「仕事」 　をしているのであり、それは飽く迄も　「絶対」　に向かうためのプロセスから
現れる行為なのである。

地球レベルの意識体は、そのほとんどが　「波形　（現象）」　のみに囚われており、そのレベルからでしか彼らを見ることが
出来ず、その結果　「依存」　のみが貴方達に現れるということになるのである。

彼らはその現象に対処する一つの方法として、貴方達に恐れの心と報酬を要求するのであるが、実際には彼らは貴方達から
の報酬になど何の魅力も感じていない筈なのである。

供物、犠牲、教会、社、エゴレベルの敬い等、それらの全てにおいて彼らは既に卒業しており、彼らが真に求めるものは、その
ような次元のものではあり得ないのだ。

彼らが報酬を、又恐れの心を貴方達に要求するのは、単に貴方達を「依存の権化」にし、　「停滞」　させることを避けるためである。

 

さて、波形世界　（現象世界）　に住む貴方達は、彼らに対する敬い又恐れの心から、彼らに気に入られるような存在になろ
うと努力する。

これはそのレベル上ごく自然のことであり、又大きな流れに添うものでもあるのだが、一度意識が　「波形」　から離れ、それ
を現しているエネルギーに向き始めると、全く別の存在であった彼らが、実際には貴方の隣にいた事に気付くようになるのである。


Photo credit:Night Gift / h-k-d

そして彼らは単に、貴方の道の先を行く人々であったことを知るのだ。

貴方はこの時点から、彼らに対する姿勢を正しいものにすることが出来るのであり、自己の未来像である彼らに対する真の
尊敬の状態を得るのである。　（尊敬とは、能動ではなく、状態である。）

さてここで貴方達の世界の　「　「神」　」　の中には、意識が依然として理解以前のレベルにあるものが少なくない事を話
しておかなければならないだろう。

彼らは前にメッセージした　「極限エゴの世界」　の住人であり、ある範囲の中で「波」を操作する事を可能にしているのである。

その性質上、彼らは基本的に　「支配」　を好み、奇跡のデモンストレーションを行いながら様々な体系を作り出していくので
あるが、或ものはあからさまな　「力」　による　「支配」　を行い、或ものは理想的な　「教義」　と　「力」　で巧みな支配
を行うのである。

そしてその体系の中に組み込まれたものは、　「上下」　の観念の中で、　「熱中」　の状態に陥り、支配されるという意識も
無く、彼らに依存し、又、エネルギーを吸収されていく。

「エゴ　「神」　」の掲げるテーマは、これもその性質上、常に　「ナンバーワン」　であり、貴方達のエネルギーを吸収しなが
ら野望を拡大していくのであるが、彼らの意識を捉えているのは、飽く迄　「波形世界」　であって、それが受動的な動である
以上、実際には虚しい作業に熱中していることに他ならないのである。

貴方がもし　「神」　に囚われているのであるのなら、少し頭を冷やしてその　「神」　を吟味してみることだ。

神を吟味することなど不可能であるという反論があるかも知れないが、それは可能だ。
この場合、　「神」　を見る必要は全く無く、貴方の中に在る彼への　「依存度」　を調べればよいのである。

「絶対」　に向かう意識体は、貴方にほんの僅かな　「依存」　を許すだけであり、もし貴方の　「神」　がどこかへ行ってし
まったら、生きて行けないほどの不安と失望を覚えるのであれば、これは明らかに注意信号と受け止めなければならないだろう。

高い依存を意識し幸福感を得ることは良いことである。
だが先にも言ったように　「依存」　は　「停滞」　を意味し、これは絶対避けなければならない。

Photo credit:Fair hosted for special needs military children - FMWRC - US Army - 100813 / familymwr

貴方達の世界にお守りと呼ばれるものが在るが、それは高い存在を常に心に呼び戻す為の一つの印として使われるべきで、
貴方の　「安全や利益」　をそれに依存することはナンセンス以外の何ものでもなく、又貴方の　「神」　に対して失礼なことである。

何故なら、彼らはいつでも貴方を見守っているのであり、必要に応じて貴方を援助しているのだ。
それは貴方の意に添うものであるかも知れないし、又添わないものであるかも知れない。


だが、彼らはそれが貴方に必要であることを、貴方を超えたレベルにおいて　「知っている」　のである。
その上貴方が彼らに望むのであれば、それは不足の苦情を現すようなものなのである。

先にも話したように、貴方達の　「神」　は、先を行く人々である。
貴方も長い時間をかけ、いずれは彼らの状態に到達し、又その状態をも通り過ぎていくのである。

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ア・ランさんのお話は少し難しいですが、何度も読み返しているうち、だんだん理解していきます。
2〜３回読んでみて下さい。

以前にもお話したと思いますが、神様も進化していくのです。
神は私達に対し、バランスに関わる仕事をしているという。

神に対して、私達は認識を少し変える必要がある、そういう内容です。
困った時の神頼みですが、頼りすぎや多くの奇跡などを求め、その結果として依存し停滞につながってしまう。

それは私達のレベルからみれば自然な事なのだが、進化を前提として考えればそぐわない状態であり避けなければいけない。
ということです。

神様は特別な存在であると、その高いレベルについつい私達は頼りたくなる。
しかし、神様は私達の進んでいる道の先を進んでいる存在であるとア・ランさんはお話しています。


Photo credit:Flying Boat / 47217049@N05

これはセムヤーゼのお話している七段階×七の人間の進化段階にもありますが、最終的な目標がちゃんとあるのです。
意識体（霊魂）は創造と一体となり、輪廻転生という生から死、死から生という無限の繰り返しから離れるという目標です。

　驚愕の真実です！　人間の進化の段階とは

　驚愕の真実です！　セムヤーゼに聞いた、霊界の必要性

人間の第三の進化段階については次回にお話したいと考えています。

続きは次回に

※記事中の＜Kさん＞のお話、あるいは書物などの転載内容は、ほんの一部分です。
興味のある方、詳しく知りたい方は、FUJI日本のホームページをおすすめ致します。

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「不安・恐怖」により、ついつい悩んでしまいエゴに左右されていた自分を「想念観察・感謝瞑想」によって不安・恐怖が存在できない「いま」に集中できる事を教えていただいた○○様、そして「FUJI日本」のグループ並びに、ご担当者様に深く感謝いたします。

想念観察を広めるグループ！FUJI日本

一人でも多くこの記事を知ってほしいので、よろしくお願い致します。
いつもありがとうございます。